スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夢小説書いてみました(1)

テスト勉強と、溜まってきた厨二妄想を排出するために、テストの内容で適当に小説書いて見ました。人の目に触れるところに載せておくと自然と自分が読み直すので置いておきますが、残念な語彙と専門用語と、テストを乗り切る為の生半可な知識でできた小説となりますので、別に見たって何もいいことは無いんだからねっ///
いや本当に。

また、全て架空の物語であり、実在の個人、団体、理論、疾病、制度、論理等には一切関係がありません。関係があったとしても、ただの頭の悪い一学生による独自の解釈が多分に含まれ、信憑性は保証できません。
作者の学習内容により、障害者や老人や病人に深く関わる描写が作中に登場するかと思われますが、特定の人物、社会集団への悪意は無く、そしてそのような悪意がうかがわれるような表現を極力使用しないように努めていることはご理解下さい。あと、それはそれとして最初の13行で人が4人死にます。

以降のページを閲覧することによって受けた精神的苦痛などに関しましては、具体的な責任は負いかねます。自己の責任においてご覧下さい。

アレですよ、ノートの端っこに書いたような、とある大学生の黒歴史の1ページですから、多少のことは目を瞑って、スルーしてやって下さい、と。

追記から。




少女は逃げていた。何から?分からない。ただ、漠然とした、それでいて確かな死の恐怖を、ひしひしとその身に感じていた。
一昨日は、祖父と祖母が餅吸い祭りに参加して、餅を喉につまらせて死んだ。少女は、心理学者バンデューラの著書「激動社会の中の自己効力」(金子書房)を読みながら、自己効力感が有りすぎたんだな、と思った。少女の母は、昨日突然狸の置物を見て「お爺さんが迎えに来てくれたのよ!」と叫びだした。少女が、お母さん、それはきっと錯視ってやつだよ、無い物が見える「幻視」と違って実際にある物を見て脳が起こした錯覚だよ、と思っていると、母はいきなり倒れた。脳の血管がつまって脳梗塞になったのか、あるいは切れて脳出血になったのか、はたまた冠動脈のどこかがつまって心臓の筋肉に血液=酸素がいかなくなり、心筋梗塞に・・・?と少女が考えていたら、その間に母は冷たくなっていた。
そして今日、父は突然贈られてきたカチカチと音がする箱をもって出ていったきり帰ってこない。多分死んだ。
少女には「死」というものが分からなかった。幼さ故ではない。少女と言っても、彼女はもうウエクスラーが開発した幼児用知能検査WPPSIを受けるような歳ではなかった。20xx年、奇跡的に不老不死の薬が発明されて以来、人の世から「死」という概念は無くなっていたのだ。それは正確に言えば、その薬が元で起きた戦争の結末らしいが、少女はその時代を知らない。流れ落ちた血は人の足が踏める土地を全て染め、なおもあふれて海の色まで変えた、そう語られるその戦争は、その時代を生きたコーホートにとってスティグマとなったとは聞く。だが、少女は、過去行われた大破壊を思うよりも、今我が身に迫る恐怖を取り除かねばならなかった。ここは、誰も死ぬ筈の無い世界。なのに、死んだのだ。110番にも119番にも電話をかけてみたが、出る者はいなかった。最も、それに関して少女に驚きはなかったが。少女は何故か気付いていたのだ、この街は、ここで死ぬ。・・・ここにいたら、死ぬ。
もしかしたらこの世界はもう終わりなのかもしれない。それでも。少女は、得体の知れない恐怖から逃げることにした。最低限の荷物を持ち、靴を履く。家のドアを閉めるとき、少女の履いていたシューズの紐が切れたが、少女は気付かなかった。

家を出た少女だったが、行くあては無かった。ただ、言いようのない、得体の知れない恐怖だけに突き動かされていた。そして少女は外に出て、漠然とした恐怖は確信に変わる。街は静まり返っていた。よく近所で犬の散歩をしていたおじさんも、はす向かいに済んでいたおばさんも、みんな道ばたで死んでいた。その異様な光景に、少女の知能、乃ちウエクスラーが唱えた定義でいう、WAISで診断されるところの力、「目的的に行動し、合理的に思考し、環境を効果的に処理する総合的、あるいは全体的能力」は一時的に低下した。具体的に言えば理性を放り投げて走り出したのだ。


少女はしばらく何かに操られるように走り続け、逃げ込むように入ったのははとある廃ビル。
勢いだけで出てきてしまったが、よくよく考えれば子どもが歩いて一晩で抜け出せるほど、この街は小さくない。少女は認知地図を広げて考えた。おそらく、今日中に県境を越えるのは不可能だ。夜の街は危険である。少女はここで仮眠をとることにした。
眠りについた少女だったが、しばらくして何者かの気配を感じ取り飛び起きた。彼女が一方に選択的注意を向け警戒していると、突然懐中電灯の明かりが。少女の3種類の錐体細胞と、1種類の桿体細胞が光を感受したと同時に、暗順応していた少女はその眩しさに目を瞑る。そして少女が再び目を開けるとそこには、風変わりな4人組が立っていた。

クレッチマーが選出した体型の典型で言えば、闘士型の少年、肥満型の中年男、細長型の老婆。そして同じく細長型の少年。突如現れた4人は、あっけにとられる少女の、まだ拡張しきっていないパーソナル・スペースにたやすく侵入してきた。白尽くめの少年に、派手なピンクのフリルブラウスの老婆。残る2人もファンタジーの世界から抜け出してきたような時代錯誤を感じさせる服装であり、印象形成には失敗しているとしか思えない。少女の近接域を超え、会話域にまで入り込んでなお、誰も言葉を発しない。周辺言語のつもりだろうか。白尽くめの少年とは先程から目を合わせてはいるものの、その精気を感じない目からは威圧感すら伝わらず、アイコンタクトにも成功しているとは言い難い。いくらマレービアンが非言語的コミュニケーションの重要性を指摘したからと言って、こうも黙りこくられては対処のしようがない。せめて笑え。笑顔は作りやすくまた受け手の好感度を上げやすく、ひいては自身の内面的な負の感情も緩和できる・・・少女がそんなことを考えていると、少年の口が動き。
「・・・大丈夫。」
そう、言われた気がした。

少女の記憶は、そこで途切れる。そして、少女が目を覚ますことは、二度と無かった。

続く。
スポンサーサイト

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

-

管理人の承認後に表示されます

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

おーい宇

Author:おーい宇
おーい宇と申します、ハイ。

リポDとサロンパスの信者。一応遊戯王プレイヤー。

性別:♂

欲しいドラえもんの道具:フエール銀行

好きなシートン動物記:「カラスの隊長、銀の星」

好きな心理学者:ヴォルフガング・ケーラー

好きな思想家:シャルル・フーリエ

大好きなカード(遊戯王):コアキメイル・サンドマン、ナチュル・フライトフライ、アヌビスの呪いなど。バニーラたんは俺の嫁。ってずっと言ってきたけどあの子実は男の子だった方が萌えることに気付いた。バニーラきゅんは俺の婿。

攻撃を見切っているからといってかわせる訳ではありません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。